並みのチームは、いい仕事ではなく現状維持に徹するので、中長期的にみると、老衰で朽ちていく。
慢性的な人手不足が日本に蔓延している。
若い人たちは、生きていくために必死で働いている。
組織に属するわけも、社会に対してあまり建設的な理由ではなく、保身のため、生存のため ではないだろうか。
しかし、若い人たちは常にくすぶっている。
「おれ、このまま歳とってくだけなのかな」
だいたい皆そんなことをぼやきながら、時を過ごす。
くすぶっているアイデンティティと、実際のライフスタイルが乖離し始めたとき、こころが死んでいく。知らず知らずのうちに。
最強のチームは、クルーひとりひとりのこころが、研ぎ澄まされる。
ある者は熱く、ある者は冷静に、ある者は慈愛に満ちて。
自身たちをメディアコンテンツ化して、生き様なんて土臭いフレイヴァすら感じる。
それが、チーム全体の雰囲気になり、商品になり、評判になる。
そんなことをふと言いたくなる夜だ。